学林舎のコンセプトOur Concept

会社方針
『 想いを形に 想いに形を 』

学林舎の根幹は、教材づくりです。様々な想いをめぐらせ、教材をつくり、子どもたち、先生方に届けることです。ただ、想いをめぐらせても現在の学林舎ではつくれない教材もあります。その時は、学林舎の想いに応えてくれる教材を世界中走り回って見つけだし、届けます。

  • ■「英語を言語として学習するならば、アメリカの学校で使われている教科書を。」
  • ■「帰国子女で、日本語で学習できない子どものための教材。」
  • ■「海外の学校へ留学ではなく、進学したい学習者のための教材。」
  • ■「日本に住む海外の人たちに母国語の教科書を。」
  • ■「平面的ではなく、立体的な学習教材の提供。」
  • ■「理科実験を通して、視考力を深める実験・工作教材。」
  • ■「教育現場の環境を整えるための教具の提供。」

学林舎は、教材を通して世界とつながることで、子どもたち、先生方、教育現場に学林舎の想いを形にして届けます。学林舎は、日夜想いを募らせ「想いを形に」「想いに形を」教材につめこんで、届けます。

2019年度
学林舎から皆様へメッセージ

 2019年がはじまりました。学習指導要領が改訂され、今後実施されるようになると、「表現力育成」を基軸に学校教育を取り巻く環境は変化していきます。
学校教育、とりわけ学習教育において学林舎は30年以上、現場の先生方、子どもたちと共に歩んできました。今後、学習教育はどのように変わっていくのかを皆様と共に考えたいと思います。

1. 大学入試センター試験から大学入学共通テストへ

 2019年の1月を最後にセンター試験が廃止となり、2020年から大学入学共通テストが実施されます。これは、アメリカの大学入試システムであるSAT(Scholastic Assessment Test-アメリカの大学進学希望者を対象とした共通試験)を意識した形式であると、私は考えています。
SATは1年間に7回実施され、繰り返し受験することが可能な試験です。アメリカの高校生の多くは、このSATもしくは類似した ACT (The American College Testing Program)とよばれる試験を受けて、そのスコアを大学に提出し、2次試験(エッセイ、論文、面接など)へと進みます。
 大学入試センター試験が大学入学共通テストに変わることに対する賛否はありますが、私は「暗記学習型」から「表現学習型」へと良い方向に舵をきったと考えています。その理由は、少子高齢化に伴って、内需活動が2極化していく中で経済活動をしながら生活をしていくためには、パターン化された仕事ではなく、個々が多種多様な価値観をもちながら表現していくことが求められるようになるからです。
これは、成人したすべての人に求められます。年金暮らしをあてにし、定年退職まで頑張って働くという価値観から脱却し、個々が表現を仕事に転換しながら生きていかなければいけません。
 日本を一歩出ると、個々が表現しながら生きていく、認め合うという価値観は標準です。その標準の価値観を、日本人も子どもから大人まで身につけていかなければなりません。私が子どもの頃(1980~90年代)とは、まったくちがった意識で子どもたちは学習していかなければならないのです。
 とりわけ民間教育機関にとっては、学校ではカバーしきれない基礎学習も含めた「表現学習=考える学習」をいかに提供するかが大きな課題になります。

2. 全入時代

 定員割れしている大学、高校、中学校は年々増加しています。子どもの数は年々減少しており、2017年の0-4歳までの人口は483万人と、年齢別の子どもの数は平均すると100万人をきっています。45-49歳の人口970万人と比較すると半分以下となっています。
45-49歳の人が子どもの頃と比較すると大学や高校は学部、学科などが増えていますが、数年後大学へ進学するとされる世代(10-14歳)の人口は、539万人です。そのため、現在、定員割れしている大学、高校、中学校は、継続するために様々な選択をせまられています。
数字だけをみると、現在の学校数が維持されるのであれば、選り好みをしなければ高校はもちろん、大学も進学できる時代です。
 当然、人気のある学校には人が集中するため、そのような学校においては従来型の受験、競争という構図は生まれます。ただ、それも人口減少の度合いによって地域格差が生まれます。現在、こういった状況が生まれつつある中で、民間教育機関の多くは指導する年齢層をこの数年で大幅に下げ、未就学児童から指導するケースが増加しています。
また、市町村の様々な制度などを活用して学習型の学童保育を立ち上げたり、他業種(福祉事業)に参入するなど、新たな取り組みを開始しています。
しかし、そういった受け皿の多様化ではなく、学習教育本来の学習指導を基軸に成長している学校、民間教育機関も少なくありません。キーワードは「特化」です。

3. 特化

 特化とは、何か一点に絞って特徴化することです。つまり、何か1つの表現できることをつきつめていくと特化といえるようになります。「その人にしかできないこと」だから自分にはできないという言葉を以前、よく聞きました。
「あの人はカリスマ(象徴)だから」という言葉です。しかし、よくよく考えればできないと言った人にも必ず個性や特徴があり、得意としていることがあるはずです。
自分では中々見つけられなくても、他者なら見つけることができます。今後、指導する側に必要なことは「子どもの特徴を見つけ、その特徴を良い方向に伸ばしてあげる」ことです。これは、指導者のみならず会社の経営者、管理職の人にも言えることです。
学校、民間教育機関においても、従来の線引いた学習教育の固定概念を超えて、前に進んでいただきたいと願っています。学林舎も学習教育の固定概念を超えて、未来を創る子どもたちにさらに良い教材を提供していきたいと思います。

「成長する思考力GTシリーズ」からはじまる表現力育成

 成長する思考力GTシリーズは、この20年間、多くの先生方、子どもたちによって支えられ、成長してきました。時代が変わろうとも、成長する思考力GTシリーズの「考える子どもを育てる」というコンセプトは変わりません。
成長する思考力GTシリーズによる“学びの経験値”は、先生方や教材を通して子どもたちに伝わり、その結果が表れてきたものと確信しています。
 2020年より新学習指導要領がスタートします。新学習指導要領のコンセプトは「表現力を育てる」です。表現力を育てるためには「読解力」「要約力」「記述力」「思考力」が必要です。この力の基盤の育成は、成長する思考力GTシリーズなしでは考えられません。
 学林舎は、2019年、表現力を育てる新たな成長する思考力GTシリーズ「表現力特化」を発刊します。「表現力特化」によって、成長する思考力GTシリーズは、教科書準拠では学習できない学力を子どもたちに提供します。

(文/北岡 響)