成長する思考力GTシリーズ実施案
□ 成長する思考力GTシリーズを考える(1)-位置づけ
成長する思考力GTシリーズを学習現場においてどう使うか? 学林舎もこの様々な提案をしてきました。学習素材として、現場では様々なアプローチが繰り返されてきました。その結果、GTを使いつづけている現場とGTを使うのをやめた現場の2つに分かれました。GTを使いつづけている現場の特徴として、子どもたちの心を学びへと向かわせる工夫、そして指導する側(先生)と指導される側(生徒・保護者)との信頼関係がしっかりと構築されています。学校(教科書)補完でないGTを使用することの位置づけや意味が相互理解されています。
簡単にいえば「○○先生がいうことは信頼できるし、その先生が学べという学習をすれば結果はついてくる」と。これは、GTのみならず全ての学習においていえることです。この信頼を得る第一歩が「面談」「体験学習」であり、そこから最初の「プラス評価」が生まれます。一方、GTをやめてしまった先生の話を聞くと「子どもにやらせっぱなしであった」「つまづくからこまった」という声が多いです。子どもたちに何を学ばせるのか、大切なことは何か、必要なことは何か、“考える力”“考える時間(集中時間)を少しずつ増やすことによっての自立学習”を子どもたちにつけさせるためには、これらの問いに応えていかなければなりません。
□ 成長する思考力GTシリーズを考える(2)-周辺学習
成長する思考力GTシリーズは、学習素材のひとつであることは言うまでもありません。GTばかりしていると、子どもによっては持続しないケースもでてきます。これは、どんな教材においてもいえることです。そのため、GTを中核としてその周辺に様々な学習を取り組んでいる塾も多いです。
例えば、はじめの10~20分。
*GT国語の場合
1.先生が文章を読み聞かせ。
2.漢字練習。(いきることばなど使用)
3.辞書引き。
4.読書。(速読やリスニングなど)
5.自分におこった今日の出来事を書く。 など。
*GT算数の場合
1.先生が問題を一問だす。それをクリアーした人から学習開始。
2.計算練習。(いきる計算など使用)
3.今日学習する問題の音読をしてからスタート。
4.パズルやそろばん。
5.学校の復習学習をした後。 など。
学林舎では、周辺学習として、力シリーズ(国語・算数・理科・社会)、成長するドリルシリーズ(いきる計算・ことば・教養)、データ教材(評価テスト)、3分間集中トレーニング、GT国語要約力特化、文法力特化、読解力特化、表現力特化を今までに提案しています。
GT算数7-5級に進む前に学びの大地・演習の森4-6年 生、もしくは力シリーズ算数4-6年生の基礎学習をしてから学習すると、より理解力が深まり効果的です。
周辺学習を組み込むことによって、よりGTの学習効果、現場を活性化できると学林舎では考えています。
□ 成長する思考力GTシリーズを考える(3)-学習進度を考える
GTに関して、長年使っていただいている先生のお話を聞くと進度に関して「子どもに進むペースをまかせている」という意見と「カリキュラムを組んで年間を通して1~2級程度学習させている」という意見の2つに分かれます。前者の場合、できる子どもは、どんどん学習していきます。そのため、級が上がっていくごとに達成感が子どもの中に生まれ、学習に対してのモチベーションがあがります。しかし、8、7級あたりからこのモチベーションがさがりはじめるといいます。その理由は、問題が難しくなることに加えて、今までのようなはやいペースで解答できない設問形式が入ってくるからです。ここを乗り越えるためには、単に解読テクニックだけではなく、自分の言葉を見つけるという頭の作業が必要となります。そのために、常にそれを可能とする周辺学習が並行して行われていなければなりません。
したがって、後者の現場の場合、独自のカリキュラムをつくって、周辺学習を加え、微調整しながら指導している先生は、子どもがGTをあきることも、いやがることもないといいます。また、中学受験をしないなら小学校の間で7級までいけば十分、6級、5級までいけばかなりの基礎学力がついていると判断しています。逆に中学受験を目指して指導している現場は、4級以上を使って指導しているケースも多いです。
現場の指導方針によって、学習進度に対する考え方はちがうと思いますが、現場に対応しながら、進度を決めて指導することが何よりも大切なことではないでしょうか。
□ 成長する思考力GTシリーズを考える(4)-保護者にどう説明する!?
GTを現場とりわけ学習塾ですすめていく中で、大きな壁のひとつに「保護者に理解していただけない。」という、先生からのお声をよく耳にします。
保護者の塾に対する認識は、
1.学校の成績を上げる。
2.志望校に受験合格させる。
この二つに、多くは集約されています。学習塾と呼ばれる塾の多くは、この1と2を達成させるために、または満足させるために子どもを指導しています。このニーズに対して、学林舎の教材=学習素材は少し距離をおいています。つまり、1や2を達成させるためだけにつくられた教材ではないからです。学林舎の学習素材を使っている私塾は子ども・保護者、そして地域との信頼関係が深く構築されています。そのため、先生が選ばれた学習素材にも自然と信頼するようになります。
1と2の要望を受け身的に解決していくのではなく、積極的な提案で解決していく必要があります。「なぜ、GTが自塾で必要なのか?」これを明確にしていただくことによって、「保護者にどう説明する!?」という質問に対して向かい合えるのではないでしょうか。教育現場において、生徒・保護者が消費選択者へと変化していく中、教育現場は単純に消費する場ではないということを生徒・保護者に伝えていくことができるのは塾現場において他にはありません。GTを通して、その機会を創出していただければ幸いです。
□ 成長する思考力GTシリーズを考える(5)-GTを基軸に何ができるのか!?
1.学校ではできない学習
「位置づけ」の部分とかさなりますが、GTの特徴は学校補完という視点から見るとかなり距離のある学習素材です。したがって、学校の学習を復習させてほしい、できるようにしてほしいというニーズに対処療法的に応えることができません。逆に、学校という枠にこだわる必要がないので、自由な発想で、自由な位置づけができる学習素材といえます。例えば「PISAを意識した学習指導」「学校ではできない読解・論理力の育成」「考える頭の基礎をつくる」など、その塾の教育・指導方針によってGTは変化・変容できます。そして、何よりも“一般の学校カリキュラムではできない学習”ができることがGTの最大の強みといえます。
2.結果ではなく過程
塾の求められているニーズの多くは「学校の成績の向上」「志望校への進学」が99%です。これらは過程を無視して結果を生みだしてきました。保護者も塾もそれに気づきながら、子どもに要求しつづけてきました。しかし、GTはちがいます。GTは結果を求める学習素材ではなく、GTを学習したという過程にその価値をおいています。そのため、子どもの学習結果をプラス評価するのではなく、過程をプラス評価できます。そのことによって、今までにない生徒との関係性、保護者との関係性が生みだすことができるのです。
□ 成長する思考力GTシリーズを考える(6)-カリキュラムを具体的に提案
◎GT思考力コース国語・算数
対象:幼稚園・小学校1~6年生
使用教材:GT国語・算数
レベル:GTとろびたを学習した低学年・もしくは読み書きができる子ども。
カリキュラム:
●10~15分 漢字・計算の読み書きもしくは、思考力問題・語彙を与えて、辞書引きをおこなわせてください。学習するためのウォーミングアップ時間です。
【学習教材】
力シリーズ「国語・算数」・いきる計算・いきることば・データ教材(GT評価テストなどのプリント教材)
●15~25分 読み聞かせ、もしくは読書の時間。
読むことを習慣づけることを目標とします。塾に図書をおいて、自由図書をさせるのがいいと思います。
●25~50分 GT国語・算数
GT国語・算数は、4ページ1回構成になっています。ただ、子どもによって進むスピードはちがうので、個人別でおこなう場合は個々のスピードにあわせて下さい。グループ(1対2・3)でおこなう場合は、4ページを目標にしていただき、状況を見て、ページ数は判断してください。
●50~60分 アンケート・今日の学習日記など
塾に来たことを意識させるために、簡単なアンケートやコメントがかける用紙を用意してください。
【学習教材】
学習日誌・いきる教養詳細・データ教材(GT評価テストなどのプリント教材)
◎GTとろびたコース
対象:幼稚園・小学校1~3年生
使用教材:GTとろびた
レベル:標準(読み書きができる・15分以上集中して学習できるなど)
カリキュラム:
●10~15分 漢字・計算の読み書きもしくは、思考力問題をひとつおこなわせてください。GT学習するためのウォーミングアップ時間です。
【学習教材】
力シリーズ「国語・算数」・いきる計算・いきることば詳細・データ教材(GT評価テストなどのプリント教材)
●15~25分 読み聞かせ、もしくは読書の時間。
*読むことを習慣づけることを目標とします。塾に図書をおいて、自由図書をさせるのがいいと思います。
●25~50分 GTとろびた
GTとろびたは、3ページ1回構成になっています。ただ、子どもによって進むスピードはちがうので、個人別でおこなう場合は個々のスピードにあわせて下さい。グループ(1対2・3)でおこなう場合は、3ページを目標にしていただき、状況を見て、ページ数は判断してください。
●50~60分 アンケート・今日の学習日記など
塾に来たことを意識させるために、簡単なアンケートやコメントがかける用紙を用意してください。
学習日誌・アンケート・いきる教養詳細・データ教材(GT評価テストなどのプリント教材)
■ポイント
開始級判定テストに関しては、学校の学習で物足りないと感じている子ども、もしくは高学年で中学受験を考えている子どもに使ってください。基本的には、10級からはじめていただき、『考える』ということを確認すると同時に、考える力のレベルアップをGTで取り組んでいただければと思います。小学生で公立中学校を目指す子どもであれば、7級~6級を目標として学習していただければと思います。
■ポイント
○付けは基本的に先生がおこなっていただき、日々、評価、対話してください。ある程度、信頼関係ができた子どもに対してのみ自分で○付けをすることを推進してください。この部分を差別化することによって、人数が増えたときに、信頼関係ができている子どもが多ければ多いほど、騒ぐ子どもがいたとしても場はくずれませんし、逆にその状況に対して、騒いでいる子どもを注意する場合もあります。
■ポイント
中学生で学力が低い子どもの場合、問題文をしっかり読んでいないケースや学習することが嫌いになっているケース、家庭環境などが乱れている場合が多いです。GT国語などを使ってしっかり読むことを習慣づけたり、音読させて、読むことを意識することによって、学力が改善されるケースもあります。また、しっかり日々の生活状況を聞いてあげることによって改善するケースもあります。
■ポイント
学習教材=学習素材はあくまでも、先生と生徒をつなぐツールであり、GTシリーズの場合、そのツールとしてアプローチしやすい素材だと考えています。つまり、○や×以外の対話を問題の中から見つけだすことが可能だからです。それと同時に、他の教材と比べて読むことや考えることを要求される設問になっているので、GTを通過することによって学力の面も相乗効果的にあがっているケースが多いです。
□ 成長する思考力GTシリーズを考える(7)-現場事例
現場事例(1)
A塾の場合、GTを学習するにあたって、生徒と面談し、モチベーションを提示します。もちろん個々の教材の特徴、目的について話し合い、生徒にとって納得できる、しかも面白い教材であることを説明します。
GTを使って個別学習開始。教師は生徒の集中を妨げないよう注意を払う必要があります。生徒の様子に注意しながら、教材から目が離れてしまっている生徒がいれば、いっしょに文を音読し、共に問題解法を考えています。(特に低学年の導入期)
1つの項目が終われば、答え合わせをし、誤りがあれば、何故そうなったかを生徒に答えさるべく、安易に答えを教えず、もう1度チャレンジさせ、2度目も誤っているようならワンポイントサジェスチョンを与え、自力で、自分の答えとして完成させられるように指導します。長期的に見ればその方が、力をつけていくに違いないと考えています。
国語の学習課程で、わからない意味、漢字があれば、辞書をひいて、自分で調べられる癖をつけさせ、自律(自立)学習習慣をつけられるよう指導しています。算数の場合は、教科書を含め、力シリーズ・算数ユニットなどを使って、導入部分を詳しく指導しています。
学習終了時は、簡単にでも、今日は何を学習し、よくわかった箇所と、難しかった箇所(何故難しかったか)を一言づつ、今日の学習日誌に書いてもらう指導をおこなっています。
さらに毎月、最終週には、10分位時間をとって、今月学習したことを記述させます。「何が学べたか、何が面白かったか、何がつまらなかったか」など、なるべく具体的に書かせています。 各級終了時にも、学習した級全体を通しての感想や課題を生徒と話し合い、それを通して、気づいた事、感じた事を、自己評価として、レポートに書いてもらいます。徒は答えながら、自分の思考課程を、振り返り分析することになります。
1.クラス 定員3名(低学年)~6名(高学年)
2.日 時 火・水 5:00~5:50p.m.(低学年) 6:00~7:00p.m.(高学年)
3.月謝 6,500円
現場事例(2)
B塾の場合、通常枠ではなく、思考力養成講座(国語)として、GTを利用し、段階別に思考力を養成しています。指導形式は、個別指導ではなく一斉指導です。カリキュラムは下記のようになっています。
対象:小学3~小学6年生 時間:週2回-1回90分 クラス人数:各学年ごとに3~6人
教材:級をそろえる 例)小学校3年生は9級。
1.はじめの15分程度は、パズル形式の問題集や力シリーズなどを利用。
2.40~60分、2ページを目標に学習指導をします。まず、問題文の音読をさせます。絵を見ての場合は、絵について、何が書かれているのかを文章化させます。しっかり、文章(絵)を読ませた(考えさせた)後、問題文を学習させます。級にもよりますが、1ページ、15~20分程度考えさせます。できたものから順に、先生に○付けをしてもらいます。Xの場合は、その箇所について、その場で指導するのではなく、一旦、席に戻して考えさせます。全員が○付けを終わったところで、生徒が間違った箇所や標準解答以外でいい解答をした例を上げながら、解説します。
3.10~20分、自習学習にします。読書をする生徒や学校の宿題をする生徒、質問をしてくる生徒などに対して、対応し、今日の学習アンケートを書いた生徒から順に退席します。
現場事例(3)
C塾の場合、読書を学習の基礎において、読解力育成をコンセプトに指導しています。GT国語各級で引用している作品を中心に書籍を塾の図書棚に常備しています。90分の授業時間中、半分をGTの学習、半分を読書の時間としています。GTの指導にあたっては、書くこと、論理的に考えることが重視され、読書指導にあたっては、読む習慣づけから、背景のとらえ方、登場人物の性格などを先生との会話を通して動機づけできます。
1.対象 小1~中3生
2.時間 90分/1回
3.教材 GT・図書200~300冊
C塾では、年3回程度の割合で、読書感想文コンクール実施。生徒の年間目標読書冊数など設定しています。
現場事例(4)
D塾では、従来型の一斉指導の授業を継続しながら、GTを活用できる仕組みで指導をおこなっています。宿題・添削指導形式でGTを活用しています。従前の授業と同時並行で、宿題としてやってきたGTを時間講師や教務職員が添削し、生徒と塾の間を一授業日毎に往来するというものです。もちろん、無学年を基本とし、原則として進度自由としています。
1.生徒の進行状態や完成度については、徹底した管理フォームにより担任講師がチェックして指導しています。
2.宿題であるがゆえの生徒の取り組みの甘さが出てしまう点については、1回目添削では○×のみの添削とし、当然誤答については、再度の提出を求めます。つまり、2回目添削時になって初めて正解や添削指導が行われています。
3.級単位をいくつかのステップに分け、GT評価テストを行い、こまかな段階別完成度を把握することで、宿題形式であることの詰めの甘さをフォローしています。
4.更に、適時フォロースクーリングの授業を級別に行うことで、添削指導による指導力の弱さをカバーしています。
【現場の声】
1月の末よりGT国語10級を小3の男の子といっしょにやっています。
この男の子、事前の話によると、することを見ると幼稚園児と同じで、落ち着きがなく、一つのことに集中できる時間がごく短い。また、字を見ても何を書いているのかわからないし、まして漢字は、ほとんど覚えていない、ということでした。
こちらもかなりの人物が来るものと覚悟を決めて臨んだのですが、評判通り、いやそれ以上、ひら仮名も正確に覚えていないのです。ところがしゃべる言葉はなかなかしっかりしていて、あいさつもできるので、この子に合ったことをしてやれば、かなり伸びるのではないかと思い、無学年制で、これならできそうと思われるGT国語10級をやらせることにしました。
1ページ目をやらせたところ、字は汚く□の中にも収まらないといったこともありますが、そこは黙認して答えを確認していくとなかなかよくできています。しかし、「どうぶつえんにはゾウ□ライオンがいます。」の□に「や」「と」を入れる問題で「と」と書いており、解答と違っていました。そこで、なぜ「と」ではなく「や」が正しいのか、と質問してみると、「〈と〉だったらゾウとライオンしかおれへん。」とハッキリ答えるのです。
学林舎さんもおっしゃっていますが、子供と一緒に答え合わせをする中で、その子の力を発見し、それを認めてやることが、その子の大きな自信につながると思います。
このように、国語が苦手だという子に、10級からやらせ、いっしょに答え合わせをし、「なぜか」を考える。これが、「これならできそう」とその気になり、「自分にもできる」という自信を持ち、苦手意識を克服する方法として有効だろうと思います。
現場事例(5)
E塾は、先生に自塾の指導を下記のようにまとめてもらいました。
1)対象学年
①小学3~6年 →→→必修及び選択
②中学1~高校1→→→選択(16回1セットの授業〔フレックス〕とする)
2)実施時間枠
①必修→→→各自の通常時間内(小、中は全学年週二回)で適宜。
②選択→→→週三回の個別指導枠のうち任意の回数、時間。または、各季講習時に。
3)開始級決定
①小学3~5→→→ 一律10級より。
②小学6~ →→→ 判定テストによる。在塾生は、経験している力量とプライドを考慮して。
4)所要時間
基本パターンは1ページ問題に取り組む時間10分+解答解説5分計15分×4=60分で1回分終了とするが、受験生以外は、長すぎてあきない、嫌にならない程度で本人の裁量に任せる。
5)運用
①問題の取り組み→→→実施中はノーヒント、ノーディクショナリィとし、不明な語句、漢字はマークして置き文脈で判断させる。
②解答→→→教師が本人の側で点検し、間違い部分はヒントを出し再考させる(短めの時間で)。その後解答集で正解考え方を確認させる。4回に1回程度、自立性を養う観点から本人採点とし教師に報告させる。
③“国語”“算数”教材としてのフォロー
A GT内
1回(4ページ)終了時に“お宝集め”
→→→ 読解中にマーキングして置いた不明な語句、漢字(自分が書けないかも?と思った字も含む)を辞典または質問によって解決し、単語帳に書き留める。集中し時間をかけて取り組んだ文章で出会った語句をその場限りにするのはもったいない。“宝”である。
☆読解、記述力を軸とした思考力強化に的を絞った本教材の意図を妨げないように1ラウンド毎とし補強策とする。
B GT外
(1) 《漢検》の取り組みによる漢字語句力の強化
→→→ 漢字能力検定試験に八割程度の生徒が参加しているが、語彙を豊富にさせ、言葉に興味を抱かせるためにも継続して取り組む。
(2) 教科書採用の物語、説明文の読解
→→→ 当教材も含めて、問題演習はどうしても“短文読解”となる。文章を読むことが目的でなく手段になってしまう。その欠点を補うために、国語教科書(理想的には採用外の物がよいが)の中から良質の文章を音読し、要旨・粗筋の把握、そして一つの文章を読み切る満足感とそこから得る感動や論理的思考の進め方を学ぶ。おおくの学校の授業のように細切れの作業的な読み取りに陥らないように一気に読み切り内容の把握を第一優先とする。
進級に関して
(1)授業内必修生→→→当該級終了次第自動的 or GT評価テスト。
(2)選択コース生
→→→一つの級終了毎に次の級に進級の意志を確認して。各級終了者には自製の終了認定証を発行し称え励みとする。
-
最新記事
-
カテゴリ
-
月別アーカイブ
- 2024年9月 (1)
- 2024年8月 (1)
- 2024年7月 (3)
- 2024年6月 (3)
- 2024年5月 (3)
- 2024年4月 (4)
- 2024年3月 (3)
- 2024年1月 (2)
- 2023年12月 (1)
- 2023年11月 (4)
- 2023年10月 (3)
- 2023年9月 (2)
- 2023年8月 (6)
- 2023年7月 (9)
- 2023年6月 (25)
- 2023年5月 (20)
- 2023年4月 (3)
- 2023年3月 (7)
- 2023年2月 (4)
- 2023年1月 (2)
- 2022年12月 (9)
- 2022年11月 (6)
- 2022年10月 (4)
- 2022年9月 (4)
- 2022年8月 (1)
- 2022年7月 (3)
- 2022年6月 (8)
- 2022年5月 (3)
- 2022年4月 (7)
- 2022年3月 (5)
- 2022年2月 (7)
- 2022年1月 (4)
- 2021年12月 (6)
- 2021年11月 (9)
- 2021年10月 (16)
- 2021年9月 (10)
- 2021年8月 (10)
- 2021年7月 (21)
- 2021年6月 (27)
- 2021年5月 (5)
- 2021年4月 (10)
- 2021年3月 (15)
- 2021年2月 (11)
- 2021年1月 (10)
- 2020年12月 (9)
- 2020年11月 (15)
- 2020年10月 (21)
- 2020年9月 (18)
- 2020年8月 (9)
- 2020年7月 (31)
- 2020年6月 (17)
- 2020年5月 (21)
- 2020年4月 (18)
- 2020年3月 (15)
- 2020年2月 (15)
- 2020年1月 (37)
- 2019年12月 (44)
- 2019年11月 (4)
- 2019年10月 (4)
- 2019年9月 (6)
- 2019年8月 (4)
- 2019年7月 (4)
- 2019年6月 (6)
- 2019年5月 (4)
- 2019年4月 (4)
- 2019年3月 (5)
- 2019年2月 (6)
- 2019年1月 (6)
- 2018年12月 (6)
- 2018年11月 (8)
- 2018年10月 (9)
- 2018年9月 (9)
- 2018年8月 (6)
- 2018年7月 (7)
- 2018年6月 (5)
- 2018年5月 (8)
- 2018年4月 (5)
- 2018年3月 (4)
- 2018年2月 (4)
- 2018年1月 (4)
- 2017年12月 (1)
- 2016年12月 (1)
- 2015年12月 (1)