2020.04.03

やりたいことができる自分を目指して

自己主張と表現力の違い

 私自身、つくづく実感させられたことがあります。
 それは、「やりたいことをする」ということです。どんなに大変なことであってもそれが「やりたいこと」であればひるむことはありません。それより「やりたいこと」をしているという想いがパワーを増幅してくれるのです。それは、大人も子どもも同じだと思います。自分の意思に反して学習して楽しいはずがありません。
 私たち大人ができることは「子どもたちが自由に、自分の能力を開発できる環境をつくる」ではないでしょうか。そして、求められる「生きる力」は、自らの意志で自分の道を選択する力であり、あるいは「どんな家庭をつくるのか」というような生活思想の構築にあるのではないでしょうか。

 

学習現場からの声

 「やりたいことができる」自分づくりを子どもが目指そうとしたとき、私たち教材会社が子どもたちにできることは「書き言葉としての表現力」を身につけるための教材であると私は確信しています。
 子どもたちが様々な「知」を学んでいく中で、段階的に表現力をみにつけるためには、書き言葉の獲得が必要です。様々な書き言葉=文章に出会い、表現力を磨いていくことが子どもたちには必要です。そのひとつに読書があります。読書をすることは、様々な書き言葉に出会います。読書量が多ければ、多いほど「書き言葉としての表現力」を身につける学習の50%は達成されます。残りの50%は、出会った書き言葉を表現するための学習が必要です。

 学林舎は成長する思考力GTシリーズを基軸に「書き言葉としての表現力」を身につける教材を子どもたちに提供していきます。(文/学林舎 北岡)