2020.01.15

2020年の新学期に向けて、何を子どもたちに学習提案するのか?

 成長する思考力GTシリーズをすでに学習している、あるいはこれからはじめようとする子どもたちにとって、新学習指導要領の軸である「表現力育成」は、絶好の学習機会となります。

「成長する思考力GTシリーズは設問対応力、表現力を高める教材」

 それについてのべる前に、確認しておきたいことが2つあります。ひとつは、成長する思考力GTシリーズの教材としての守備範囲の確認ともいえるものです。成長する思考力GTシリーズではあらかじめ問題が与えられています。つまり、設問の意味をどう読みとるか(読解するか)が学習目的となります。いわゆる読書に相当するものではありません。子どもたちが身につけることをのぞまれる「問題解決能力」の「問題」はすでに与えられている訳です。したがって、まとまった文章あるいは書籍を読んで何が問題なのかを発見し、解決していくという、いわばそれぞれの子どもにとっての文章解読は別の学習になります。

成長する思考力GTシリーズ国語8級

 

「成長する思考力GTシリーズは客観的表現力養成教材」

 成長する思考力GTシリーズでの記述表現は、あくまでも問題文でつかわれている言葉をもとに記述する範囲に限定されています。したがって、自分自身の考えをダイレクトに表現することではありません。
 成長する思考力GTシリーズでの学習は、あくまでも「与えられた」範囲内でのものといえます。

 

成長する思考力GTシリーズ算数

 

「2020年からできる学習を」

 2020年の学習の基軸を「自分を表現する」をキーワードにして学習することを子どもたちに提案されたらいかがでしょうか。成長する思考力GTシリーズの周辺学習(読書による要約、紙芝居を作る、映像を作るなど)を取り込ませることによって、本当の成長する思考力GTシリーズ効果が生まれるのではないでしょうか。成長する思考力GTシリーズと周辺学習をあわせることで、多くの子どもたちに刺激を与えると思います。表現したものは、夏休みの自由研究などにもつながります。

 成長する思考力GTシリーズと周辺学習をあわせることで、表現力を高めることを推奨します。