2020.04.15

家のどこで学習する

家で学習

 家で学習するとき、子どもにもよりますが、小学校高学年あたりからは、ひとり静かに学習できる部屋がほしいと思います。私自身の子育ての経験でいえば、小学校低学年はひとりで学習することを嫌がります。誰かに見てほしいという欲求があります。では、どうやったら一人で学習するのでしょうか。その解決方法のひとつに決まった時間で学習をすることにあります。子どもにもよりますが、1ヶ月あたりから変化が生まれます。はじめの1週間は「なんで今なの?」「勉強したくない」などの様々なことを言って、学習から逃げようとしました。しかし、2週間目あたりから「もう時間だよ」「今日はどこまでするの」に変わってきました。1ヶ月もたつと、今まで座らなかった勉強机に座って、学習を始めました。ただ、その時の心の状況によって波があるので、微調整は必要です。

 

家で学習

*教材は力シリーズ3年生より

 

 タイトルの家のどこで学習するのに関しては、家庭学習をつづけていく中で、子ども自身が集中できる場所を見つけてに固定していきます。固定されない場合は、何か所か学習場所の候補を選択させることによって、実際にその場所で学習をして集中できる場所を子ども自身が仕分けをしていき、がく固定されていくと子どもを見ていて感じました。
その子にあった場所、時間を積み重ねていくことによって、家庭学習の形が少しずつできてくるのではないでしょうか。(文/学林舎 北岡)