2020.10.01
親の思い、子の思い、 そして環境
中学受験の根幹には、何があるのでしょうか?単純に考えれば「良い中学校に進学すれば、良い高校、大学に進学できて、良い会社に就職できて、安定・安心の生活がおくれる。」この思考が根幹にあります。50年前も現在も、日本社会を見ると高校卒業と大学卒業の給与が違うことは、事実です。こういう現実を親は、自分の経験から学び、自分の子どもには良い大学に行ってほしいという思いが強くなりました。そのため、中学受験を我が子にすすめてきた経緯があります。子どももそんな親の思いを感じて、そして親の期待に応えるために中学受験という競争の渦の中に飛び込んできました。しかし、50年という時代の流れの中で、中学受験による様々な弊害がでてきたのも事実です。世代が替わり、中学受験を経験した親が子育てをする状況の中、中学受験が、子どもの成長段階に悪いという考えをもった親や指導者があらわれ、中学受験を否定する動きも増えてきました。
ただ、この賛否両論は、立場や環境が違うことによって生まれたものであり、どちらが正しい、どちらが間違っているとはいえないものではないでしょうか。(文/学林舎編集部)
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