2020.10.05

聞くことによって表現力を育てる

メモを取る

 言語表現において、話を聞くことから全ては始まるといっても過言ではありません。ここでいう話とは、ひとつのテーマを巡って、その人が何を自分に伝えようとしているのかを理解することです。
 しかし、成長するにしたがって、子どもたちは自分の経験と照らしあわせて判断する基準が生まれ、話が退屈と思うこともあります。大人の場合はより経験が積み重なっていきますので、自然と聞き流している状況も多いです。この「自分はわかっている」というモードを改善しない限り、表 現 力 の 向 上 に は つ な が っ て き ま せ ん 。 改 善 するためには、いくつか手段があります。ひとつはメモを取ること。内容はどうであれ、聞く、メモをとることによって、聞いた内容が意味があるのか、ないのかを判断できます。小学校低学年の内にメモをとること、メモを見直す習慣づけることによって、子どもの表現力の‘のびしろ’は大きく変わります。
 一文、二文を読み聞かせる方法もありますし、ラジオを聞く、テレビを見ることも方法のひとつです。まずは、子どもが興味関心のある素材を選択し、‘聞くこと’‘メモを取ること’を習慣づけてください。(文/学林舎 北岡)